わが家の奥様が大のポケモンファンで中でもヤドンが大好き。そんな中、香川県が開催している「ヤドンパラダイス」で開催中の「ヤドンのお宿」に泊まりたい!
ということで行ってきました香川県。小豆島への便は「ヤドンのフェリー」というラッピングフェリーも出航しているみたいなので、合わせて乗ってきました。
今回の旅ではヤドンのお宿以外にも、香川県の名だたる観光地を全スルーして「ポケふた巡り」をしてきました。そちらは別の記事にまとめてます。
この記事の目次
ヤドンのフェリー
小豆島フェリー株式会社で運行中の「高松港〜土庄港」間のフェリーで「ヤドンラッピング」されたフェリーが運行しています。
注意点は、「高松港〜土庄港」の全便がヤドンラッピングされているわけではない!という点。
一日15便ほど運行していますが、窓口の時刻表を見た限りではラッピングフェリーは見た感じ4便に1本程度かな、という印象。
どの便がヤドンフェリーかは小豆島フェリー株式会社の公式サイトにも公式Twitterにも書いてないんですよ…定期的に変わるんでしょうか。
私が訪れたときは2022年の6月、金曜日でしたが高松港17:20〜土庄港18:20の便は奇跡的にヤドンラッピングでした。
(帰りの土庄港12:20〜高松港13:20の便も奇跡的にヤドンラッピングフェリーでした)
フェリーの窓口の時刻表にはどの便がヤドンラッピングフェリーか明記してありますが、定期的に変わる可能性があるので狙って乗るためには事前に電話などで確認しておくと間違いないでしょう。
小豆島フェリー株式会社の公式サイト:
https://www.shikokuferry.com/timetable/takamatsu-tonoshou
外観チェック
出航まで時間が少しあるので、まずは外観をチェック。船体のラッピングは大変なのか、ヤドン感は結構控えめな印象です。
せっかくなので連れてきたヤドンちゃん達と撮影。
ヤドンのフェリーに乗船
早速乗り込んでみました。至るところにヤドンちゃんがいます。なぜかガラルヤドンが多めな印象。
船室に上がる直前にヤドンパラダイスのイラスト。ヤドンが次のヤドンのしっぽを食べて円になっているウロボロス?的な狂気を感じるイラストです。
船室に入ると360°すべてヤドンだらけ。よその子供がテンション爆上げで駆け回っていましたが気持ちはよくわかる。
座席の後ろにもヤドン。
階段前にもヤドン。
窓にもヤドン。
テーブルはポケモンボール柄という凝った作りでした。
デッキに上る階段。いろんなヤドンさんに見つめられながら登ります。
階段上がった先は超巨大ヤドンさんがお出迎え。
デッキに出てみました。
船体とは違い、あらゆる壁にヤドンさんがラッピングされています。
デッキに用意されているベンチとテーブルも結構凝った作り。
デッキから降りる別の階段もヤドンさんだらけでした。
船が出発すると、自動ドアが稼働するようになります。なんとこんなとこにもヤドンさんが。ゆっくり迫りくるガラルヤドンさん。結構シュールな光景です。
逆サイドの自動ドアはノーマルのヤドンさん。こちらも結構シュールです。
いやー思ったよりヤドン感満載のフェリーで個人的には満足度高かったです。ただ乗客の大半が普段使いでフェリーを使用されている方なのか、ヤドンの姿に反応しているお客さんは私達を含めわずか数名だけでした。
土庄港に到着
本日のお宿はヤドンのお宿の中でもリゾート感が強い「小豆島国際ホテル」です。ヤドンのお宿は大人気でかなり先まで予約が埋まっていましたが、梅雨時期ということもあり今回は奇跡的に取れました。
ヤドンのお宿一覧ページ
土庄港では予約しておいた「小豆島国際ホテル」のマイクロバスが待っていてくれてました。そこからホテルまでは10分弱の短い道のりでしたが、運転してくれた方に色々な話を聞くことができました。
- ヤドンのお宿は県からの要請
- それに恐る恐る答えた形
- こんなに反響があるとは全く予想していなかった
- 株式会社ポケモンさんとの関係もあり、大人気とはいえ部屋を増やすことは難しい
- 突然はじまった「香川割」お客さんに不利益がないよう対応しているが結構大変
- お客さん側も「香川割」を利用するためのワクチン証明が出来ものを忘れる方も多くて困ってる
などなど。私も香川割を利用して旅行しているのですが、中身的な所もよくご存知な様子。あまりに詳しすぎるので、この運転手の方雇われ運転手じゃないよね…たぶんお宿の偉い人だよね…という気がしてきました。
エンジェルロード
宿にチェックインし、即ヤドンのお部屋を楽しみたいところですが、隣接する観光スポット「エンジェルロード」がちょうどいま「干潮」の時間で「島に徒歩で行ける時間」とのことなので晩御飯までの間に行ってみることにしました。
※ここはヤドン全く関係ありません。
エンジェルロードは1日に2回だけ、干潮の時のみ現れる島とつながる砂の道のこと。大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われる胸キュンスポットです。
たしかに周りは恋人たちと思われる人ばかりでした。
思ったよりガッツリ繋がってますね…もうちょい細いほうが胸キュン度が上がると思うので、干潮時から±1時間見て訪れたほうがよりロマンあふれる道を渡れるのでは?と思いました。
せっかくなので…とヤドンさんと手をつないで島へ渡るうちの奥様。
島に渡った先では「願いが叶う絵馬」をかけるスポットが。確かにチェックインしたときに絵馬もらったけど忘れてきた…
しかしここ先が暗い森っぽく見えることもあり、夜来たら軽くホラースポットに見えちゃう気がします。
試しにモノクロで撮ってみたらまさにホラー。
島から引き返し、「約束の丘展望台」に登ってみます。
島がよく見えますね。
約束の丘に似合う鐘が設置されていました。ヤドンさんたちと一緒に撮影。かの有名なブランド「YUMI KATSURA」の桂由美さん寄贈の文字が。
いい表情してますね。
恋人たちの聖地らしく撮影。
一通り遊んだあとでヤドンのお宿を堪能すべくお宿へ戻ります。
ヤドンのお宿(小豆島国際ホテル)
ホテルでディナーを頂いた後、ゆっくりヤドンのお部屋を楽しみました。
もうお部屋いっぱいヤドンだらけなので、ぜひ動画で御覧ください。
入口入ってすぐのマットがすでにヤドンさんです。
入ってすぐの地点ですでに大量発生レベルのヤドンさんたち。
部屋の中央の和室部分。
壁一面ヤドンさんなのはもちろんですが、ポケモンボールのクッション、等身大ヤドン、ヤドンのハッピなど普段見かけないアイテムが盛りだくさんでテンション上がります。
その向かいのベッド部分。もう至るところにヤドンさん。
ヤドンさん達と一緒に眠ることが出来ます。
枕は裏返すとガラル地方に早変わり。全部ガラルヤドンにするとキモカワですね。
枕元のテーブルには地味にレアアイテムの「張り子のヤドン」がいました。県内のお土産屋さんで一度も見かけることが出来なかった通常ヤドンの張り子はレアアイテム間違いなし。一度だけ高松空港でガラルヤドンバージョンの数体を見かけたっきり後は全ての店で売り切れでした。
唐突なうどん県アピール。小豆島ではオリーブやそうめんなど他の特産物も多く、上陸した数時間ですがうどん県感はだいぶ薄いイメージがありますね。
窓枠もラッピングされています。
テレビの横にはミニのぼりやうちわなどのアイテムに混じって非売品の「巨大張り子ヤドン」が!!
ヤドンスタンプラリーの一等の商品です。
張り子のヤドンを思わず並べてみました。並べたり首を動かしてみるとよくわかりますが、おそらく手作りで作られており、表情や首の動きの個体差が大きくどれを購入してもオンリーワンの個体だということがよくわかります。割と高いんですが結構欲しくなってきた…
洗面所のドアもヤドンだらけ。
洗面所のガラスにもヤドンさんがいる凝りよう。シェルダーもいる…
お待ちかねの等身大のヤドンさん。でけぇ…デケェよ…
きっと子どもたちに揉みくちゃにされたんでしょう、背中は結構ヘタっている感じがしなくもないですが、かなりキレイでした。そういやマイクロバスで送ってくれた方も等身大のヤドンさんのケアにはかなり気を使っていると言っていましたっけ。
ベッドに寝かせてみましたが、一緒に寝ることはかなり困難な大きさでした。
お部屋のカップやテーブルもヤドンさん。タオルはプレゼントで持ち帰っても良いそうです。
押し入れにはメタモンが化けたヤドン…芸がこますぎて感動です…
最後にハッピを着て撮影。さすがにこれ来てホテルをウロウロは出来ないのでお部屋限定。
ヤドンのお部屋レポートは以上です。
ヤドンづくしで大満足できるお部屋でした。多分期間限定だと思うので、全国のポケモンファンやヤドンファンの皆様はお早めに訪問することをオススメします。
ちなみに料理は激旨でした。よくある旅館の懐石っぽいコースをベースに島の名産品を使った創作料理メニューがとっても美味しかったです。ヤドン抜きでもオススメのお宿です。
ここの料理長タダモノではなさそう…
島の特産品らしくやたら「もろみ醤油」を推してましたが、それよりも非売品の「オリーブ醤油」がさっぱりしてて絶妙な味、お店の売店で売ってたら確実に買って帰るレベル。なぜ非売品…!? そしてキウィときゅうりと和え物が絶品でした。また行きたい。
香川県はいいとこでした
今回ヤドンのお宿目当てで訪問した小豆島ですが、その後自転車で「ポケふた」を巡りました。ポケふた以外全スルーしましたが、道中おしゃれカフェがあったり見どころたくさんありそう。もっと時間をかけてゆっくりしたい島でした。
その道中はこちら。ヤドン巡りの旅は結果的に香川県のいいとこを知ることが出来ました。全然回りきれてないので、また香川に行きたくなるとってもいい企画ですね。これ考えた人天才やろ。ポケふた自体も全部は回れてないので、また近いうちに香川に行きます!