Googleアドセンスを始めてみよう! – 審査からタグ設置まで –

Googleアドセンスを始めてみよう! – 審査からタグ設置まで –

2019年6月9日
アドセンス・アフィリエイト
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このブログを始めた一つの大きな目的として「Google AdSense」を始めることでした。決して収益を目的とするわけではなく、広告運用者の一人として「広告枠」を持ち、広告配信の「仕組み自体」を体感することで、より効果的な配信につながるのでは?という考えです。

今回はその審査に通るまでの一部始終をお伝えします。

ちなみに全て2019年6月現在の情報です。審査基準が変わっていきなり厳しくなった!みたいな記事も世の中には転がっているのであくまで一例だと思って参考にしていただければ。

Google AdSenseとは?

Google AdSense(グーグルアドセンス)は、Google広告で配信される広告を「自分のサイト(自社のサイト)」に掲載、それをユーザーが見たりクリックすることで広告主から収益を得る、広告システムのことです。

自分のサイトに規定のタグを設置することで、自分のサイトに適した広告が表示され、収益を得ることが出来るようになります。ただし誰でも設置できる、というわけではなく一定の審査があり、それを合格して初めて広告枠を設置することができるようになります。

今回はその審査に合格し、広告枠を設置するまでの道のりの一部始終を掲載します。

申し込み・アカウント作成

まずはGoogleアドセンストップ画面から「お申込み」ボタンを押します。

https://www.google.com/adsense/login/ja/

申込画面です。

  • 自身のサイトのURL
  • メールアドレス

を入力します。アドセンス情報を受け取るかどうかはお好きな方に。

利用規約画面です。「はい」にしないと先に進めませんので、一読して先に進みましょう。

なんか終わったっぽい画面になりますが

お支払い情報画面になります。もしGooglePlayなどでお支払い情報を登録していれば選択することができます。他に住所氏名など基本情報を入力します。

すると「埋め込みタグ」画面になります。このタグの埋め込みが確認できた時点で審査が開始となります。

アドセンスタグの埋め込み

手動で追加する場合

画面の表示の通りタグを自分のサイトで「広告を表示したいページ」すべてのページの<head>から</head>タグのどっかに入れましょう。

WordPressの場合

プラグインを使用する方法もありますが、あまりプラグインを多用したくない、というのとプラグイン使わなくても簡単に設置できるのでテーマファイルに手を加えてタグを追加します。

Googleタグマネージャ使っている、使いたい場合はこちら

10分で出来る! Googleタグマネージャの導入

GoogleアナリティクスにGoogleアドセンス、コンバージョンタグに…と続け…
wasabitaro.com

ダッシュボードの左メニューから「外観」「テーマエディター」から

テーマによって場所は変わりますが、<head>が含まれるphpファイルを選択します。

先程のタグをコピペで入れます。

タグを設置後

アドエンスの画面に戻り、「完了」ボタンを押します。

指定されたサイトにコードが正しく設置されており、確認ができた場合は即座にこの画面に移ります。

画面を閉じると「アカウントが有効」となったことが分かります。ここから審査に入ります。「一日足らずで終わる」と書いてありますが、他のサイトで情報を見る限りでは終わる人は稀のようですね…時間はまちまちのようです。

審査の基準

このサイトの場合、審査は一発で通りました。ただし、審査期間は二週間ほどと思ったよりも時間がかかりました。

一般的に言われてることとして、

  • 独自ドメインは必須
  • 10〜20記事は必要
  • そこそこのPV数が必要
  • 更新頻度は重要
  • コンテンツ内の文字数は1,000文字は必要
  • 規約違反はNG

などと言われており、書いてあるサイトや年代によって言ってることもバラバラです。まぁGoogleさん自体も明確に言える審査基準はない、もしくは変動するから言いようがないのか。

このサイトがどういう状況だったかというと、

  • 審査時は10記事
  • 審査終了時は15記事
  • 審査終了時の一日のPV数は0〜2件
  • 記事の文字数は3,000〜5,000文字
  • クソ真面目な偏った記事ばかりで規約違反の心配は一切なし

という状況でした。自分のサイトだけの実証実験なので根拠としては乏しいですが、

  • PV数は一切関係ない
  • 記事数は最低10記事あれば審査には出せそう
  • 更新性、は一応見れらてるのかも
  • コンテンツの有用性=文字数ではないにしろ重要かも

言えるのはそのくらいしかありませんが、まぁそこそこ真面目にやってやましい目的がなければ大丈夫なんじゃないでしょうか。(ふわっとしてて申し訳ない…)

サイトに掲載の情報が禁止コンテンツかどうかはヘルプでチェックしておきましよう。

https://support.google.com/adsense/answer/1348688

二週間後

約二週間後、ようやく審査合格のメールが来ました!ダメかと思ったよ…

アドセンスのTOP画面がこんな現金なアニメーションが流れます。こういう演出、キライじゃないよ

自分のサイトに行ってみると表示されてました、広告。

でもこの場所はイヤだな…場所は指定せずとも勝手に出るのか…デザインぶっ壊してるな…

というわけで出現場所を指定してみます。

この場所に広告でも全然イヤじゃない、表示機会を少しでも多くしたい!という人はそのままでも良いかも。そういうサイトよく見ますし。

自動広告の解除

アドセンスの画面に戻ります。「アカウントが有効になりました」表示が出ています。

悪さしているのはこの「自動広告」みたい。こいつを解除しましょう。左のタブの「広告」から「自動広告」を選択します。

何もしてないのに設定が完了してやがる…ので右下の「鉛筆マーク」で設定を変更します。

遷移するこの画面は「自動広告にどの種類の広告を掲載するか」の選択となります。自動で出したくないので「全て解除」していきます。

たくさんある…全て解除して「保存」ボタンで保存します。

自動広告のTOP画面に戻ります。「有効なフォーマットはありません」と出ていれば解除できた、ということですね。

反映までに30分ほどタイムラグが生じるそうなので、気長に待ちましょう。

配信広告フォーマットの設定

自動は解除しちゃったんで手動で貼り付ける必要があります。

「広告ユニット」から「新しい広告ユニットの作成」を選択します。

  • ディスプレイ広告
  • インフィード広告
  • 記事内広告

3種類選べます。広告運用しているのでどれがどれか分かりますが、やってない人はピンとこないだろうな…

とりあえず「ディスプレイ広告」を選んでみました。わからない人でも選択したらプレビューが出るので「ああこういうやつね」と感覚はつかめると思いますので怖がらずにユニットを作成してみましょう。

ユニットを作成すると「広告のコード」が表示されます。これを「広告を表示した場所」に貼り付けることで、その場所が「広告枠」となり広告が表示されます。

WordPressの場合

テーマでの設定

大抵の場合、テーマ側で設定が用意されていると思いますのでそれを使用しましょう。このブログで使用している「yStandard」ではディスプレイ用やインフィードの設定など細かく設定出来るようになっています。それを利用し、「h2タイトルの上」「サイドバー」「インフィード枠は3回に一回まぜる」などの設定を行いました。

上記の画像は「yStandard」テーマ使用時に「カスタマイズ」から「ys広告設定」の画面です。まんまコード張り込んでいます。

カスタムHTMLを使用

記事の特定の場所に貼り付けたい場合は「カスタムHTML」ブロックで手動で張り込むのも良いと思います。

プラグインの使用

また、プラグインも豊富に用意されているので使用しても良いと思います。個人的にプラグイン嫌いなのであまり使いたくはないのですが…

人様の記事ですがこのプラグインとか使い勝手が良さそうです。ショートコードも用意されているようなので特定の場所以外でも張り込みしやすそう。

なんとか表示されました。

ついでにアナリティクスの設定も

勢いでアナリティクスともリンクさせちゃいましょう。GoogleAnalyticsの画面から、左タブ下部の「管理」から「プロパティ」「アドセンスのリンク設定」を押すと、同じGoogleアカウントでログインしているなら勝手に接続されます。

以上がアドセンスの設定方法でした。この機会にAmazonや楽天のアフィリエイトにも挑戦してみようかな…

後日…

AdSenseの画面でこんな表示が…

ads.txt で認定販売者を宣言する

次へ: ads.txt ファイルのクローラビリティを改善するads.txt による認定デジタル販売者(Authorized Digital Sellers)の宣言は IAB によるイニシアチブで、コンテンツ内のデジタル広告枠が、そのコンテンツのパブリッシャー(ウェブサイトならばサイト運営者)が認定した販売者(AdSense など)を通してのみ販売されるようにするものです。サイト運営者様は ads.txt を独自に作成することで、自サイトの広告枠の販売者を厳密に管理し、偽の広告枠が広告主に提供されるのを防ぐことができます。
ads.txt は、使用することを強くおすすめします。ads.txt を使用すれば、購入者が偽の広告枠を判別できるため、サイト運営者様としても偽の広告枠に収益が流れるのを阻止し、その分収益を増やすことができるというメリットがあります。
: ここでご紹介しているのは、Google のサービスをご利用のサイト運営者様が ads.txt を作成される場合の手順です。他の SSP やエクスチェンジをご利用の場合は、そのサービスの運営元にご相談ください。

GoogleAdSenseヘルプページより

なんかよくわかりませんがヤバそうですね…

なんでもいいのでテキストファイルを作成します。ファイルネームは「ads.txt

中身は

google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0

00000000のところは自分のAdSenseの番号を入れましょう。

これを自サイトの「root」にぶち込みます。

サイトが「https://wasabitaro.com/」なら「https://wasabitaro.com/ads.txt」で見えるようになればOKです。

でもまだ消えない…タイムラグあるのかな…

以上、ちょっとしたトラブルありましたが今の所問題は起きていません。