自宅のMacの環境で安物の4Kモニタを愛用していましたが、息子氏がゲーム用に使っていたモニタが不要になったため譲り受けました。これで憧れのトリプルモニタ環境へ!ということで早速取り付けましたが、「モニタがちらつく」という現象が発生。対処法をメモしておきます。
この記事の目次
現行の環境と発生した現象
左が今回追加したモニタ。PS4用に使用してた模様。真ん中は元から使用している4Kモニタ。テレワーク導入時に購入したもの。色はイマイチでベゼルも広めですが、2020年4月当時4Kで一番安かったやつ。こんなによく使うようになるならもう少し良いもの買っとけばよかった…と思わないでもないです。
一応環境をメモっておくと、
- MacBook Pro (13-inch Mid 2019)
- JAPANNEXT JN−T284CUHDR(28型/4Kモニター)
- IODATA LCD-MF211XB (20.7インチ/フルHD)
- AKiTiO Node (eGPU)
モニタ2枚をeGPU経由で接続しています。
ちらつく画面
すると上記動画のような現象が。4Kモニタの方のみ発生した現象ですが「画面がチラつく」というか残像のようなものが。気になってとても作業できたもんじゃないです。
考えられる原因は色々ありますが
- Mac側が原因
- モニタ側が原因
- eGPUが原因
- 接続ケーブルが問題
などなど。他にもありそうですが、「eGPU」が原因の可能性が一番高そうなので、ナシで接続してみましたが同じ現状が起きたため、あまり関係なさそうです。
考察
eGPU経由しようがしまいが「モニタ2枚」挿した時のみ発生します。また、MacBookPROのThunderbolt 3 (USB-C)の口一つからモニタ2枚つなごうが、口2つ使って繋げても変わらずチラつくのは「4Kモニタ」のみ、なので問題は受け手側の「MacBook Pro」なのは間違いなさそう。
調べた中では「MacはHDMIと相性が悪い」という情報もありましたが、DPで繋いでも同様の症状が出ました。
Macのモニタのちらつき解消法
結論として、モニタのリフレッシュレートを落とす、という手段で解消しました。(苦し紛れですが…)
ただし、モニタの種類によるのかも知れませんが、Macの環境設定でリフレッシュレートを変えることができなかったので、Finderでおなじみの「隠しコマンド」が必要です。
参考にしたのは以下のサイト。
まずはMacの「環境設定」「ディスプレイ」から変更したいディスプレイの環境設定を開きます。
「変更」の欄を「option(alt)」を押しながらクリックすると、「カスタム解像度」と「低解像度モードを表示」のチェックボックスが登場します。
解像度も自由度が増しますが、「リフレッシュレート」を変更できるようになります。60ヘルツから50ヘルツに変更した時点で「ちらつき」はなくなったのですが、まだ少し色が変だったので最終的に「30ヘルツ」にすると落ち着きました。
これで無事トリプルモニタ環境を構築できました!
とはいえ、リフレッシュレートを落としているので妥協案ではあります。正直見た目ではあまり変化はわかりませんが、60ヘルツに戻す方法が見つかれば追記します。