バイクで遠出する際に愛用しているコミネのプロテクションパーカーですが、さすがに5月に入ると「暑い…」と感じる日も増えてきました。真夏用のフルメッシュジャケットを探しているときに、今年のワークマンのフルメッシュジャケットはマトモらしいぞ、というウワサを聞いて早速購入してきましたので、今回はそのレビューとなります。
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この記事の目次
昨年との違い
今回購入したのはこちらの商品です。
コーデュラ(R)ユーロデュアル3Dメッシュジャケット
実は昨年も購入を検討したのですが、あらゆるレビューを見ているとワークマンの2022バージョンのメッシュジャケット、あまり良くなさそうだったので購入を見送った記憶があります。昨年分は現物を持っていないので詳しいことはわかりませんが、2023年バージョンのメッシュジャケットで進化した部分は
- 外部プロテクターを加工無しで装着可能に
- 袖がパージ可能な謎機能はオミットされる
バイク乗りにとって不要な機能を排除、必要な最低限の機能をきっちり搭載した上で税込¥3,900というコスパ最強の価格を実現。これぞワークマンの真骨頂ですね。
購入してみた
今回は「オーロラブラック」の「Mサイズ」を購入。服を買う際は通常Mサイズを購入する私ですが、プロテクターを装着して着てみると少しだけパツパツでした。可能であれば試着してみることをおすすめします。
また、真夏に着ることを考え「オーロラホワイト」を購入するつもりで店舗に訪問したのですが、すでに在庫がありませんでした。まぁ汚れが気にならないのはブラックだしね、と自分を納得させて購入しました。
昨年モデルにはあった袖がパージできる機能は無くなっていますが、フードは着脱可能です。
ファスナー関連はYKKのものが使用されており、スムーズに開閉が可能です。実は昨年冬に購入したワークマンのダウンジャケット、ファスナーがYKK製ではなく開閉中にやたら引っかかりストレスを感じることが多かったのでワークマン製を購入する際は必ず確認するポイントの一つです。
バイク用のウェアで重要な「プロテクター」を見ていく前にパッケージを確認しておきましょう。
標準でプロテクターが両肩・ひじの左右4ヶ所付属していますが…
付属のプロテクターはあくまで補助用ですよ、との注意書きがしっかり書いてあります。
付属している分の腕用のプロテクターを取り出してみました。バイクメーカー製のプロテクターと比較すると貧弱ですが、昨年のメッシュジャケットに付属していた分よりは厚みが増し、最低限の防御力はありそうです。気になる方や他から流用できるウェアをお持ちの方は交換したほうが良いと思います。
肩用のプロテクターも同様です。
商品のタグに記載の説明書です。「作業以外の用途でご使用の際は、用途に適したプロテクターをご利用ください」との逃げの文言が再度記載されています。どう見てもバイク用として開発されており、これを作業着として使う人は居ないと思うんですが、どうなんでしょうか。
プロテクターを装備してみた
コミネのパーカーで使用されていた胸用のプロテクターを移植。ワークマンの昨年モデルはポケットのサイズが小さく、プロテクターを加工しないとポケットに入らない場合が多いらしくとても不評だった模様ですが、2023モデルは無加工で問題なく入りました。
バイクの死亡事故の「死因の53.5%は胸腹部」というデータもあるので、最低でも胸のプロテクターは準備しておきたいですね。
背中にはパーカーで使用している「コミネ(KOMINE) CEレベル2バックインナープロテクター ブラック M SK-829」を流用。こちらも無加工で問題なく入りました。
プロテクターをしっかり装備すれば防御力は問題無さそうですね。
着用してみた
着てみました。今回着用したのはMサイズです。私は167cmでやや筋肉質な上半身ですが、サイズ感的にはピッタリ(プロテクター分で少しパツパツ)です。
ご覧の通りスケスケです。気になる方は、メッシュジャケットの下に着る服は少し考えたほうが良いですね。
横から見た図です。肘のプロテクターの位置も私の場合はピッタリでした。白シャツだと肌との境目も目立ちますね…
スケスケの腕をアップで。肌、見えてますね。透けるのが嫌な方はアームカバーを使用すると良いです。私も黒シャツにアームカバーでごまかす予定です。
後ろから見た場合です。付けているプロテクターが丸見えですね。この部分も黒シャツ着ていればそこまで気にならないかもしれません。
背中に大容量のポケットがあります。結構大きな物が入りそうな大きさです。
公式サイトではノートを入れてますが、まぁそんな使い方はしないよね…個人的には背中ポケットとか馴染みなさすぎて入れてることを忘れそうな気がします。
迷っている方は買いましょう
以上、ワークマン 3Dメッシュジャケット (2023モデル)のレビューでした。
バイクメーカー製のフルメッシュジャケットを購入すると¥10,000以上する場合が多く、それを¥3,900とコスパ最高で購入できるので初めてフルメッシュジャケットを購入する方・まだ持ってない方には文句なしにオススメ出来る商品だと思いました。
ワークマンオンラインでは在庫状況など確認できるので、お近くの店舗の在庫状況を事前に確認して訪問するようにしましょう。ホワイトはもう近くの店舗にはどこにも在庫がないので、売り切れる前に購入することをオススメします!
ワークマンのバイク用品はイマイチ信用できないイメージでしたが、徐々にレベルが上ってきているのでこれからも期待ですね!