「ダムカード目当て」のダム巡りシリーズ。現在1月で雪の心配がある北の方へは怖くていけないので西の山口を攻めて見ることにしました。
同じタイミングで近くに建設中の「平瀬ダム」にも行ってきたのでそちらもどうぞ。
この記事の目次
生見川(いきみがわ)ダムとは?
山口県岩国市にあるダムです。広島市より下道で1時間半ほどかかりました。
道中はほとんど国道2号線でダムが近くなると県道に移りますが、そこまで細い道もなくスムーズに行くことが出来ました。
ダムの両端に少しですが駐車スペースが有り、駐車には困らないと思います。ダムカード目当てなら管理事務所へナビをセットして向かうと良いでしょう。
ダムカード掲載のスペックを載せておきます。
- 所在地 : 山口県岩国市
- 河川名 : 錦川水系 生見川
- ダム型式 : 重力式コンクリートダム
- ゲート
- コンジット ラジアルゲート×1門
- クレスト ゲートレス×6門
- 堤高・堤頂長 : 90m・215.0m
- 総貯水容量 : 3,080万㎥
- 管理者 : 山口県
- 本体着工/完成年 : 1977/1985年
ダムカード目当ての方は管理事務所の営業時間を予め調べて訪問しましょう。
生見川ダムのレポート

生見川ダムに到着しました。向かいに見えるのが管理事務所です。

天端左脇の石碑その1。

天端右脇の石碑その2。

さらにその右手には「山代湖」の文字とちょっとした展望スペースがあります。

その山代湖です。変な湖の名前が多いダム湖にしてはスタンダードな湖の名前です。

展望スペースにはダムの説明書きがあります。

お手製の案内図が設置してありました。

天端を進んで管理事務所を目指します。

ダム下を除くと発電所らしき建物が。ダム下に行けるようなので、後で行ってみましょう。

管理事務所に付きました。入り口がわかりにくいのですが、この写真の左手が入り口になります。

無事ダムカードをゲットです!表面の写真はダム下から撮影した写真のようです。
ダム下に行ってみる
続けてダム下に行ってみます。Google Mapsでは「山口県企業局 生見川発電所」が登録されていたので、そこに向かって行くと簡単にたどり着けます。

小さめのダムの場合、ダム下の道は極端に狭かったり整備されてないパターンが多いのですが、こちらのダムは比較的きれいな道でした。ただしアップダウンは結構激しく角度高めの坂道が続きます。

ダム下にたどり着きました。

このアングルからだと6門のクレストゲートがきれいに見えます。

せっかくなのでクロスカブと一緒に撮影。

いい感じに決まってますね!
生見川ダムのダムカード

表面です。右上のマークにPの文字が入っているので発電の役割も持つダムということですが、この白い建物が発電所となります。

裏面です。山口県ではなかなかの規模のダムみたいですね。
生見川発電所カード
山口にはダムカードと同じく「発電所カード」があります。
ダムカードもマニアックなんですが、発電所カードはさらにマニアックでカードを手に入れる条件がかなり厳しくなっています。
- 発電所を訪れたことを証明する写真が必要
- 平日に発電所を管理する事務所へ訪問
基本発電所は無人(たぶん)のため、管理する事務所まで訪問する必要があるのですが、その事務所はたいてい発電所から遠くにあることが多いみたいです。しかも平日のみの営業なので土日にダム巡りをする方にとってかなりハードル高いですよね。まあ郵送でも対応してくれるそうなんで、訪れた証拠さえ押さえておけばなんとかなりそうですが。
配布状況はこちらを確認して下さい。

今回はまだ貰いに行きませんが、訪問した証拠として写真を押さえておきます。

これで充分でしょう。発電所の外観の写真ってダムと違ってあまり差がなくて面白くない…
生見川発電所のカードが貰える事務所はこちら
4ヶ所分の発電所カードもらえる事務所なんで、4ヶ所そろえたタイミングで訪問したいと思います。
本郷川発電所
ついでに発電所カード用の4ヶ所のうちのもう一ヶ所「本郷川発電所」も押さえておきましょう。
生見川ダムから車・バイクで20分ほどです。道幅は狭い道が長いこと続くので、車だと対向車が来たら大変かもしれません。

つきました。

証拠はこれで充分でしょう。発電所を回るのは正直面白みがないので、ダムついででないと回れない…

となりの建物が廃墟一歩手前という感じですね。

そしてこれ以上は進みたくない道が続いています。引き返して次のダムへ向かいます。
以上、生見川ダムでした。続けて建設中の平瀬ダムに行きました。こちらでは建設中のレアなダムカードがもらえるので、ぜひ一緒に行ってみて下さい。