「ダムカード」を集めるダム巡りツーリングシリーズ、今回は水越ダム→菅野ダム→末武川ダム、と山口県東部の錦川水系ダム3連続で訪問してきました。今回は2つめに訪問した「菅野ダム」となります。
また、山口県ではダムカードだけでなく「発電所カード」も取り扱っているのでそちらも紹介します。
この記事の目次
今回のルート
水越ダム→菅野ダム→末武川ダムはそれぞれの距離は非常に近いので、まとめて訪問するのがオススメです。川沿いに進むだけなので道も非常にわかりやすいですし。
それぞれのダムの様子は以下のリンクから
菅野(すがの)ダムとは?
山口県周南市にあるダムです。読みは「すがの」ダムです。
後で知ったのですが、山口県内では総貯水量第3位の比較的大きめのダムです。確かに地図で見ると湖がデカイ…
駐車場は管理事務所前に5台分くらいの駐車スペースがあるので、そちらに停めると良いでしょう。
ダムカード掲載のスペックを載せておきます。
- 所在地 : 山口県周南市
- 河川名 : 錦川水系錦川
- ダム型式 : 重力式コンクリートダム
- ゲート
- クレストラジアルゲート×3門
- コンジットスライドゲート×1門
- 選択取水ゲート×1門
- 堤高・堤頂長 : 87.0m・272.0m
- 総貯水容量 : 9,500万㎥
- 管理者 : 山口県土木建築部
- 本体着工/完成年 : 1963/1966年
土木建築部が管理者なのは何気に初のパターンかも。
ダムカード目当ての方は管理事務所の営業時間を予め調べて訪問しましょう。
菅野ダムのレポート
ダムの天端前までやってきました。
なんと天端は国道434号線が走っており、ダムにしては交通量は多めです。撮影にも結構気を使うレベルです。
ダムのプレート前で記念撮影。苔だらけで年期を感じる佇まいです。
その脇にはなんとバス停が!!
さすが国道が通っているだけのことはありますね。ただし周辺に民家があるわけではないので、利用するのは誰なんだろう…という気がしなくもないですね。
湖は「菅野湖」。ストレートな名前でわかりやすくていいですね。
アーチ型ではなくよくある重力コンクリート型のダムですが、天端が曲がりくねっているのが特徴的ですね。特徴的な天端上に設置されている小屋は後付の取水設備らしいです。後付で工事するのはダム界でも珍しい事例らしいです。(ダムカード情報)
こっちは昔からある設備でしょうか。青が鮮やかだったので思わず撮影。
天端を管理事務所方面へ渡りきります。
管理事務所先には案内板や公衆トイレがある小さな公園的なスペースでした。
その隣にはおなじみ湖プレートが。
菅野ダム管理事務所です。シャッターゲートが閉鎖されていてもしや入れない?と思いましたが御用の方はゲート開けて入ってね、と小さくゲート横に書いてありました。
インターホンで呼び出すと「玄関脇のボックスのアンケートにどこから来たか書いて」「ダムカードはセルフで」というスタイルでした。
ということでダムカードゲット!
上から眺めるとダム下の発電所まで行けそうだな…というわけで行って見ましたが早々に通行止めで入れずでした。
そこから真正面のダムの姿を収めるつもりでしたが、雨も降ってきたのでここで断念。残念です。
菅野ダムのダムカード
真正面からは真っ赤なクレストゲートを見ることが出来たようです。
裏面。取水ゲートが見どころのようです。
菅野発電所カード
ダム下に行けなかったので発電所を見ることはできませんでしたが、後日郵送で発電所カードを頂くことができました。
発電所カードはダムカードと違い、それぞれの発電所を管轄する事務所へ訪問する必要があります。また、発電所に訪れた証拠を提示する必要があります。
菅野発電所のカードは水越ダム管理所でもらうことが出来ます。
土日は営業しておらず、平日のみの配布となります。配布状況はこちらを確認して下さい。
訪問した証拠を同封すれば郵送でも対応してもらえます。私も郵送で対応してもらいました。
水越ダムはこちらから。Googleのナビに山奥を走らされた思い出のダムです。
こちらの事務所では併設される水越発電所の発電所カードと生見川発電所・本郷川発電所のカードももらうことが出来ます。発電所カード計4枚、水越ダムのダムカードも合わせるとなんと計5枚もらうことができます!
あまり近くはありませんが、先に生見川ダム・本郷発電所を訪問しておくと良いでしょう。
いただいたカードはこちら
表面です。写真がやたらと幻想的ですね。出力が14,500kWと強力。
裏面です。おもてのキレイな写真はフォトコンテスト最優秀作品とのこと。
以上、菅野ダムのレポートでした。今回は雨で断念しましたが、ダムを正面から押さえたショットを撮りたいので再訪して真っ赤なクレストゲートを収めたいと思います。