Nature Remo mini2 +Amazon Echo Popで超簡単スマートホーム化

Nature Remo mini2 +Amazon Echo Popで超簡単スマートホーム化

2023年12月3日
Mac・周辺機器・ソフトなど
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Amazonブラックフライデーにリビング用のシーリングライトを物色してたら「おすすめ」に出てきたスマートリモコン。リビングのリモコンたくさんありすぎて面倒なんで一つにまとめることができたら便利だな…と何気なく見てたんですが気づいたら次の日にポチってました。アレクサと一緒に。だってAlexaの割引率が凄かったんだもん…ブラックフライデー恐るべし。

をはじめスマートスピーカーに今までカケラも興味なかったのですが、せっかくなので自宅のスマートホーム化に挑戦してみました。

今回購入したもの

Nature Remo mini2

ご家庭の様々なリモコンを一つにまとめる事ができるスマートリモコンの一種です。様々なスマートリモコンが各社出ていますが、お安くて評価が高そうなこちらを購入。

様々なグレードがあるようですが、初心者なので2番めに安いグレードを選択。

安いグレードとは言え「温度センサー」がついている本格派です。また赤外線が届く範囲は「30畳程度」となっており、設置予定のリビングはもちろん、自分の部屋まで届くんじゃね…という淡い期待を込めての選択です。

Echo Pop(エコーポップ)

スマートスピーカーもエントリーグレードを選択。音声入力に興味があったわではなく予備知識もなかったのですが、スマートリモコンさがしてると一緒に購入している人が多いようでやたらオススメしてくるんですよ。それでこの割引率なら買ってもいいかな…ということでほぼ勢いで購入。とは言えキッチンで3分タイマーなど音声でセットできたり、両手が塞がる洗い物の最中に音声でテレビのボリューム上げたりなど、ちょっとした使い道は想像できたので買ってみました。

Nature Reomo mini2のセットアップ

まずはスマートリモコンのセットから。

こちらがパッケージとその中身です。本体は29gととても軽く、付属品はmicroUSBケーブルのみです。(USBをコンセントにつなぐプラグは付属していないので注意)。説明書は簡素で本体に関する解説のみで、セットアップの説明自体はほぼアプリとwebにお任せみたいです。

説明書のQRからスマホ用アプリをダウンロードします。初回はアカウントを作成する必要があります。

利用規約に同意した後に、アカウント作成に入ります。名前とメールアドレスを入力後に

送られてくるメールから認証かけると晴れてアカウントが作成されます。そこから今回購入したNatureRemo mini2を追加します。

購入した NatureRemoのモデルを選択し、USB電源を接続します。

本体のランプが黄色く光ります。

アプリ側でNatureRemoを自動的に検知します。

本体のランプが緑に光ります。

NatureRemoが接続するWifiを設定すると、晴れて設定完了です。

リモコンの登録

次にNatureRemoにリモコンを登録します。

コントロールの追加から、新しいリモコンを登録します。

家電のカテゴリを選択し、NatureRemoに登録したいリモコンを向けてボタンを押すと…

機器を自動的に認識するので、実際に動作するかどうか真ん中の「電源」を押して動作確認します。動作する場合は「動きます」をタップすると

リモコン登録画面になるので、自分がわかりやすいよう名前を入力します。リモコンは右の画像のように実際のリモコンに近い配置になります。

いくつか足りないボタンがありますが、その場合は右上の編集から足すこともできます。

シャープのテレビだとこんな感じです。ほぼすべてのボタンが登録されていました。

古い機器で登録されてないメーカーのものでも、基本的に赤外線リモコンであれば登録することができます。うちの環境だとサラウンドスピーカーが認識できませんでしたが、アナログで登録できました。(ボタン一個ずつ登録する必要がありますが…)

登録できないリモコンもある

NatureRemo mini2で登録できるリモコンは「赤外線リモコン」のみです。海外製製品の場合、赤外線リモコンではない場合がありその場合は登録できません。(ウチだとAmazonStickFireTVのリモコンや自室の中華製シーリングライトがダメでした…)

リモコンが赤外線かどうかの見分け方は「スマホのカメラ画面」でリモコンの「送信部分」を表示させ、リモコンのボタンを押した時に「送信部分が光る」場合は赤外線リモコン、そうでない場合は無線タイプやBluetoothタイプなどの可能性があるようです。こんな判別方法、知らんやった…

ちなみにRemo3ならBluetoothも対応しているそうなので、自宅のリモコンがBluetoothタイプ多めならこちらを検討しましょう。

Echo Popと連携する

早速取り出して電源を入れます。こちらはDC電源でコンセント接続となります。電源を入れると早速色々と喋りだします。

AmazonAlexaアプリをスマホにダウンロードしAmazonアカウントと連携します。アプリが自動的に周囲のAmazonデバイスを検索します。

少し手間取ったため、うまくデバイスを検知できなかった模様。EchoPopのライトの色を画像の手順でオレンジにしてください、という表示が出たので言う通りに作業しました。

EchoPopのライトの色は無地オレンジ色に。

最低限のセットアップは完了したようです。かんたん。

NatureRemoとAlexaを連携

NatureRemoアプリの設定画面から、Alexaを接続します。周囲のAmazonデバイスを検知して候補に出してくるので、先程セットアップしたEchoPopデバイスを選択します。

NatureRemoアプリとAlexaアプリを行ったり来たりしますが、ほぼポチポチ押していくだけで連携は完了します。

かんたんですね。

いろいろ試してみる

さっそく「アレクサ、電気をつけて」と言うと、先程NatureRemoアプリで登録した照明の電気が付きました。

テレビも同様に音声で付けたり消したりできます。

こんな便利な機能も

NatureRemoアプリはオートメーション機能があり、登録したリモコンをあらゆる条件で操作することができます。画像の設定は「深夜2:00になったら電気を消す」という、とてもシンプルな寝落ち対策の設定です。

また、お出かけの際に「考えうる家電全て電源を消す」設定を作っておくと便利ですし、外出先で「あれ? 消したっけ…!?」と気になった際に確認がてら消すこともできます。

メリット・デメリット

ここからはしばらく使った所感になります。

メリット

安価でスマートホーム環境を構築

ブラックフライデーで購入したため、どちらも普段よりお安く購入することができ、安価で憧れのスマートホーム環境を構築できました。

NatureRemo mini2はとても軽い

あまりの軽さになんと画鋲に引っ掛けるだけで固定できちゃいます。とても便利。

家族用の設定も可能

NatureRemoでは家族も同じリモコン設定で同期することもできます。また、自室など同期したくない設定を別にする事もできます。

意外と出来ることが多い

帰宅前にリモートでエアコンのスイッチを入れたり、特定の温度以下になると自動でエアコン入れたりなど、標準機能を組み合わせるだけで色んなことができます。Alexaのskillを組み合わせるともっと色んな事ができそうです。

デメリット

赤外線の届く範囲が思ったより狭い

製品仕様なのか赤外線の仕様なのかわかりませんが、指向性が強いようで思ったより届く範囲が狭いです。スペックの30mはおろか、設置場所や角度に気を使わないとリビングの端から端、たかだか5m程度も届かない始末。リビング設置前提で隣の部屋まで届けばいいな、なんて考えていましたがリビングだけでも全てに届くよう設置場所を相当考えました

wifi環境でトラブルが多発

設置してしばらくするとNatureRemo mini2は赤ランプ点滅、通信ができなくなっている…ということが多発しました。ググってみた感じ同様の事例は多い様子で「機器のIPを固定化する」「2.4GHzのチャンネルを変える」などで解決する場合が多いようですが、ルーターや中継機など機器の相性が問題になることが多いようです。トラブルに遭遇した際はネットワーク周りの知識がないと少し対応が難しいかもしれません。

※うちは2.4Gのチャンネルを自動から6に固定、帯域を20MHzに変更で解決しましたが、相当調べてたどり着いた解決策です。自分で調べてなんとか出来る人でないと厳しい気が…

電源ケーブル意外と短い

これはEchoPopの方ですが、DC電源のケーブルが意外と短く設置したい箇所に届きませんでした。コンセント延長ケーブルで伸ばすしか無いのですが、不格好ですよね…どうしたものか

総評:買ってよかった

色々とトラブルもありましたが、生活スタイルが少し変わるくらい便利になりました。とくにオートメーション機能はとっても便利で、夜中勝手に電気を消してくれる機能は週5で寝落ちしている私にとってこれだけでも買ってよかったと思える機能です。また色々と応用できそうだなと思っています。

また、NatureRemoもEchoも上位機種には人感センサーが搭載されているため、例えば「部屋に入ると勝手に電気がつく」なんて事もできるので、夢が広がりますね。Alexaのskillは様々なプログラミング言語対応でもっと細かい条件も作れそうですし、次回セール時は上位機種を自分の部屋に導入して遊んでみようかと思います。