「ダムカード」を集めるダム巡りツーリングシリーズですが、今回は尾道市・三原市・世羅郡あたりで5ヶ所ダムカード配布のダムが集中しているスポットを攻めます。これまで一日に2ヶ所以上回ったこと無いのに5ヶ所も回れるのか?少し不安ですがチャレンジしてみました。今回は1個目の「御調ダム」編です。
この記事の目次
今回のルート
広島市在住なので西側から攻めていきます。
まずは御調ダム→野間川ダムと回って、道の駅世羅でお昼休憩。その後山田川ダム→三川ダム→八田原ダムと怒涛のスケジュールです。なんとか全部営業時間内に回りたいですね。
他のダムは以下のリンクから
御調(みつぎ)ダムとは?
広島県尾道市にあるダムですが、道中も現地も尾道感がゼロ。ダムカード見て初めてここ尾道なんだ…と知ったくらいです。
読み方は御調(みつぎ)ダムです。読めねぇ…
広島市から御調ダムまで下道で行くと2時間30分ほどかかりました。カブで行くには遠い…道中はGoogle Mapでは車で行きたくない細くて結構険しい山道を2ヶ所ほど案内されました。一部通行止めで通れなかったし。途中に以前訪問した福富ダムの近くも通りました。こちらも魅力的なダムで近所の道の駅も楽しいオススメのダムです。
そんなに大きいダムではありませんが、管理事務所周辺に駐車スペースはありますので管理事務所へナビをセットして行くと良いでしょう。
ダムカード掲載のスペックを載せておきます。
- 所在地 : 広島県尾道市
- 河川名 : 芦田川水系御調川
- ダム型式 : 重力式コンクリートダム
- ゲート
- クレスト自由越流式洪水吐×10門
- オリフィス四面ベルマウス式洪水吐×1門
- ジェットフローゲート×1条
- 堤高・堤頂長 : 53.1m・206.2m
- 総貯水容量 : 504万㎥
- 管理者 : 広島県
- 本体着工/完成年 : 1981/1986年
クレスト自由越流式洪水吐が10門もあることにびっくり。
ダムカード目当ての方は管理事務所の営業時間を予め調べて訪問しましょう。
御調ダムのレポート
現地について管理事務所に行くためにはダムの天端(てんぱ)を通っていく必要があります。その手前に少しだけ駐車出来るようなスペースがあります。
そのわずかな駐車スペースと天端の間に竣工記念碑が設置してありました。
天端左側は「御調川」(みつぎがわ)のプレート。
右側は御調ダムのプレートでした。
せっかくなのでバイクと一緒に撮影。(真ん中からズレてる…)
天端はバイクや車が通ることが出来るタイプです。このまま天端を通って管理事務所へ向かいます。
天端を渡った先からダムの湖側を眺めることができます。
湖は「青竜湖」という名前みたいで近くに青竜湖公園もありました。色々ダムに行くようになってわかってきたのですが、名前に竜とか入っている湖多いですよね。
管理事務所前にはダムを案内する看板が。
こちらが管理事務所です。例によってインターホンで管理人さんを呼び出すタイプです。毎回どこから来たの?と聞かれますが割と近場です、すみません…
ダムの放水側です。こちら側からは正面から見ることは難しそうです。
ダムカード!こんな感じに上空から撮ってみたいですね。
ダム下を眺めてみると下に道路が。ダム下に行けるタイプかもしれないので、行ってみます。
ダム下に行ってみた
GoogleMapでは道路が存在していませんが、上記ルートよりもっと奥へ進むことができ、ダム下へ近づくことができます。
行けるには行けるんですが、バイクの天敵「落ち葉」が大量で道路が埋まっており、かなり気を使う道路でした。
ダム下で撮影。障害物が多くあまりいい感じには撮れませんでしたが、ダム上部よりも放水側をじっくり見ることができます。ダムカードにも記載があったとおり「クレスト自由越流式洪水吐×10門」をじっくり眺めることが出来ます。
御調ダムを訪れる際はぜひダム下も行ってみて下さい。
御調ダムのダムカード
表面の右上はFNのみ。調整機能のみのダムのようです。ダム下の建物は発電所かと思いきや発電機能を示す「P」の文字がないので違うようですね。
広島県内初の自然調節方式のダムだそうです。
以上、御調ダムでした。次に訪問した「野間川ダム」はこちらのページから