買ったバイクでどっか遠くに行きたい衝動を抑えられずに「適度な距離だった」というだけで全く興味ないダムに行ってきました!(ダムマニアの方、ごめんなさい…)
今回行ったのは「温井ダム」(読み方は「ぬくい」ダムです)
読み方もわからず行ったんですが、意外に面白かったので記事にしました。お近くの方、ぜひ行ってみて下さい!
この記事の目次
温井ダム(ぬくいダム)とは?
広島県の山県郡安芸太田町加計にあるダムです。読みは「温井(ぬくい)ダム」で初見では読めませんね。広島市からバイクで下道で1時間程度です。
車やバイクで行かれる方は以下の「温井ダム見学者用駐車場」目指していくとダムへのアクセスが良いです。
何も調べずに行ったんですが日本で二番目の高さですって…!!
たしかに恐怖を覚える高さなわけだ…!!(写真取るとき怖かった)
よく調べていけば見方も違ったんだろうなーと少し反省してます。
せっかくなので後述のダムカード裏に書いているダムのスペックを掲載しておきます。
- 所在地 : 広島県山県郡安芸太田町大字加計
- 河川名 : 太田川水系滝山川
- ダム型式 : アーチ式コンクリートダム
- ゲート
- 非常用洪水吐き×5門
- 中位標高放流設備×2条
- 常用洪水吐き×4門
- 堤高・堤頂長 : 156m・382m
- 総貯水容量 : 8,200万㎥
- 管理者 : 国土交通省中国地方整備局温井ダム管理所
- 本体着工/完成年 : 1991/2001年
ダムカード目当ての方は管理事務所の営業時間を予め調べて訪問しましょう。
駐車場からスタート
まずは上記駐車場からスタートです。
そもそもの目的がツーリングなんでバイクと一緒に撮影。
土曜日の9時くらい(管理棟オープン直後)に行きましたが、駐車場にちらほら車が止まっていました。なにやらワンちゃん連れの方が多いイメージ。ペットの散歩に人気なのかな、という印象です。
駐車場から出るとすぐ「温井ダム」のプレートが見えます。
一見すると道路に見えますが、実はダムの「天端(てんぱ)」と呼ばれる(らしい)ダム堤体の一番上部部分で、この道路を進んで橋まで行くと「資料館」や「トンネル」のあるエリアになります。
道路脇から撮ったダムの様子。写真ではわかりにくいですが、本当に高さが高くて撮影するのが怖かった…
あとで調べると日本二番目の高さ156mだそうです。ここは本当に現地で感じてほしいスケール感でした。
ダムの脇に見えた階段です。こんなん上り下りできるんかい…と思えるような折返しの数。でもちょっとチャレンジしてみたい階段ですが、もちろん入れませんでした。
手すりには「子供抱いて下見ちゃダメ!」の注意書きが。そりゃそうだろうけど見れないと子供は不満だろうな…下見れないと単なる道路だし。
その対岸は「龍姫湖」だそうです。こっちは穏やかで安心して見れます。面白みはないけど。
資料館・管理事務所でダムカードGET
そのまま道路を突き進んで管理事務所側に行きました。地図では以下の通り。こちらにも駐車場があるので、ダムカード目的ならはじめからこちら目指して行っても良いかもしれません。
温井ダム資料館があります。3Fが展示室になっていますが、正直内容はよくわかりませんでした…(私見ですが)
入ってすぐにある謎の折り鶴と顔出しパネル。やる気が感じられない…
3Fに展望台もありますので、そこからダムを眺めることも出来ます。ここはなかなか絶景です。
ん?
あんなところに誰かいる…!?
気づいたときはちょっとしたホラーでした…。なぜこんなところに人形を置いたのか。スケール感を伝えるためでしょうか。にしてもコワイよね
ダムカードが欲しい人資料館からグルっと裏に回って管理事務所に来てね、との表記があったので逆側2Fの管理事務所へ。
自動ドアは施錠されていますが、「事前に設置してあるアンケートを回答してね」「インターホンで呼んでね」とのこと。職員さんは気のいい人で世間話とかしてくれるので恐れずインターホンを押しましょう!
人生初のダムカードをゲットしました!ひゃっほう!
なんか嬉しいですね!ダムのこと何にも詳しく有りませんが、集めたくなる気持ちがなんかわかりました。
Amazonでなんと専用ファイル見つけた…ダムカード全部揃えたいという猛者の方にはオススメ
トンネルからダム下部へ…
資料館を出て左手に「見学トンネル入り口」の文字が。
この先に「見学トンネル入口」のエレベーターがあります。
エレバーターには「B1・B2・B3・B4」の文字が(ちょっと見えにくくてごめんなさい)
一体何階で降りたらいいんだよ!と少し不安になりながら下にくだるためのボタンを押します。
エレベーターに入ると「この階には止まりません」の文字が。最初に書いてくれよ…と思わなくもない。
エレベーター上部にスピードメーターがあります。時速240kmかと思って無駄にビビった。
エレベーターを降りるといかにも地下っぽい雰囲気。いつぞや行った鍾乳洞に近いイメージです。
階段を降りると長ーい地下通路が。水が滴り落ちてたり、壁にカビがうっすら生えてたりとなんかゾクゾクする雰囲気ですね。
まぁどこにもこういうことするヤツいるよねーな落書きが。
地下を進むとこんなお遊びスポットが。手を叩く音がワンテンポ遅れて返ってくるのが面白いですね。お子様連れならめちゃくちゃテンション上がるポイント。
地下通路を最後まで進むと階段があり、そこを登ると…
ダムを下から臨むことが出来ます。ここも絶景ポイントですね。水しぶきがかなり跳ね返ってくる場所なので、ほんのすこし水を浴びる覚悟が必要です。
行った時間が良かったのか、日の角度から虹が出来ていてキレイでした…
奥には「利水 次郎」さんが水に負けず立っておりました。結構水を浴びるポイントにいるので少し可愛そう…
もちろん下からもアイツをみることが出来ます。
きっとアイツは「利水 太郎」(お兄ちゃん)なんだろうなと予想。
温井ダムのダムカード
温井ダムのダムカードはこちら
アーチ型ダムなので「A」です。結構レアかも。
ダムの映像がQRコードから見られるそうなのでぜひ。
以上、温井ダムにツーリング行ってみたレポートでした。何も考えずに行ったダムでしたが、かなりおすすめスポットですね。周辺には温泉や公園もあるそうですし、紅葉の時期はかなりキレイだそうです。
この規模のダムの「放流」だとかなりダイナミックなものが見れそうなので、私も放流のタイミングで再訪したいと思います。